合わせて2.5円の増配(東証2部上場記念配)と9月末の株式2分割が発表されています。
名証2部に指定替えになった時にも記念配はあったので、東証2部上場記念配は予想していましたが、再度の株式分割は予想外でした。
2012年12月末にも2分割しているので、1年のうちに4分割することになります。
株式分割については色々な考え方があり、分割しても企業価値にはなにも影響ないという人もいますが、最低購入価格が半分になって投資しやすくなりますし、今回も株主優待の基準株数は据え置いているので、株主優待がもらいやすくなり、お米のもらえる優待株としての注目も高まると思われます。
そして何よりも連続して株式分割を行うというのは、経営者が今後の成長に自信を持っている表れだと思います。2分割することで1株当たり利益も半分になるわけですが、それでも分割するということは高い成長を見込んでいることになりますし、東証は売買単位を50万円以下にすることを目安にしているので、このタイミングで分割しておかないと5千円を超えてしまうかも(笑)ということなのかな〜などと妄想を膨らませています。
前置きはこのくらいにして、本論の決算内容について見ていきます。
まずは四半期ごとの売上推移です。
2Q決算では売上の伸びが2.2%と鈍化していて、関東に注力する影響で名古屋市内のシェアが落ちたのかな?と心配しましたが、杞憂だったようです。3Qの売上は前年同期比11.8%増となり高い伸びになっています。
4Qは16%ほどの伸びを見込んでいますが、ティア味美もオープンしましたし、徐々に関東での受注も増えてくると思うので、計画達成に向けてがんばってほしいですね!
続いて営業利益の推移を見てみます。
2012年2Qは売上の伸びや計画していた採用が後ろ倒しになったことなどで販管費も計画を下回り、営業利益は大きく伸びました。そして関東進出に本格的に着手した3Qからは広告宣伝費なども大幅に増加して、3Q・4Qの利益は低水準になりました。それでも当初の計画を上回り上方修正となりました。
2013年は関東・関西も含めた3方面に営業エリアを拡大しているので、2012年の後半に引き続き販管費は高水準になっています。そのため2Qまでは前年比では苦戦しているように見えていました。
3Qからは前年にも関東進出費用が計上されているので同じ条件での比較となり、前年同期を大幅に上回っています。今週末には関東2号店もオープンとなり、4Qの利益計画はほぼ前年同期並みとなっていますが、4Qの利益がこんなに落ち込むことは考えにくいので、今年も上方修正で着地しそうな感じです。
今週末にオープンするティア鳩ヶ谷は居抜き出店なので出店経費も低く抑えられるでしょうし、昨年は関東進出ということで広告宣伝にはお金もかけて、できることはなんでもやる!という感じだったので、昨年と比べると広告宣伝費なども減ってくると思います。
そうであれば3Q並みかそれ以上の利益が出てもおかしくないはずですが、2010年のように利益が計画以上に出そうだと販管費を積み増す可能性もあるので、このあたりは会社側の考え方次第になります。
予算は消化しないと!というのはお役所仕事であり、無理して使わなくてもいいと思うんですが^_^;
販管費率の推移をみると2010年4Qの異常さがよく分かります。
過去最高の販管費率を記録してるし(^_^;)
2010年は3Qまで絶好調だったので、今期は大幅上方修正が来るぞーーー!(笑)と叫んでいましたが、4Qの販管費大幅増額で、結局計画通りの着地となりあてが外れました。2010年はオオカミ少年になってしまいました^_^;
そんな過去もあるので、今期の利益は蓋を開けてみるまで分かりません。ただ株式分割をするなど株主を今まで以上に大事にしようという感じもするので、今期は効率的な経費使用に努めて上方修正があるのかもしれません。
今期こそは2年連続の上方修正を期待したいですね!
さらに詳しく決算の中身をみていきます。
ブログランキングに参加しています
上位を狙っています♪クリック応援よろしくお願いします
先日、身内が亡くなりまして喪主としてティアさんにお世話になり、興味を持つようになり、こちらのサイト等で勉強して長期で株を持つ決断をしました
株主総会にも参加してみたいと思ってるのでこれからもよろしくお願いします