冨安社長の講演会は各地のティアで開催されていますが、ティアの葬儀会館もFC会館を含めると70会館近くまで増えているので、なかなか近くのティアで開催されなくなり、久し振りの参加の様な気がします。
と言っても記事の内容は講演会の報告ではありません(笑)
今回は久し振りに冨安社長の熱い話を聞きたい!という目的に加え、12月21日(金)に開催されたティアの株主総会運営について、お小言を垂れたいという不純な目的(笑)もありました。
ティア中村に来たのは初めてですが、比較的大きな葬儀会館でした。住宅密集地にありとても良いロケーションだと感じました。
講演会の受付を済ませると冨安社長が近くにいらっしゃったので、早速お小言を垂れよう!(笑)と険しい顔をしながら近付いて行きましたが、いつもの満面の笑みで迎えられ、一瞬のうちにお小言など言えるような雰囲気ではなくなってしまいました(^_^;)冨安社長さすがです!
私が口を開こうとする機先を制して、さらに畳み掛けるように波状攻撃をかけてきます(笑)
「ティア甚目寺はご覧になりました?いまリニューアルオープン見学会をやっていて、私もティア中村に来る前に見てきました。親族控室を改装して家族葬用のホールを作りましたが、リーズナブルな改装費用で良いホールが作れたので、ぜひ見て来てください。参考になると思いますよ!」と前向きな話題を振られてしまいました。とても株主総会運営について文句を言えるような雰囲気ではありません(^_^;)
講演会後にティア甚目寺も見学してきたので、下記レポートにまとめました。
ティア甚目寺リニューアルオープン
スゴスゴと引き下がらざるを得ないような敗色濃厚という感じですが、態勢を立て直しティアがより良い会社になるためにここは心を鬼にして少し意見してきました。ティアの株主総会運営については不満に感じている株主も多いので、やはり言うべきことはきちんと伝えなければいけません。
毎年感じるがティアの株主総会運営は最低である!という私の厳しい意見に対し冨安社長は、株主総会では増配や株主優待について感謝の声も多かったという反論もあったものの警備員が多いのは、創業当時は脅迫まがいの出来事も多かったので、顧問弁護士や株主総会事務局、監査法人などが過度に警戒している部分もあるのではないか、という見解でした。
確かに創業当時は業界のタブーに挑んできたので、同業他社から嫌がらせなどもあったでしょうが、これだけ冨安社長のファンも増えているわけですし、株主総会には警備の人も配置されているので、騒ぎを起こせばすぐに取り押さえられると思います。あまりにも形式ばった現状の株主総会はティアらしさをかけらも感じられないので、大幅な改善を期待したいものです。
事務局を始め、顧問弁護士や監査法人、監査役などは冨安社長にブレーキをかける存在になっているのかもしれませんが、つくづく感じるのは会社の成長とともに求められる人財も変わってくるということです。
会社の成長とともに成長していける人は大丈夫ですが、まだ非上場の頃の意識から変われないような人は、上場企業としての成長にストップをかけてしまう抵抗勢力になってしまうこともあります。
創業から変わらず守り続けるものと、会社の成長ステージに合せて変えていかなければならないものがあります。
葬儀会館でのサービスなどは初心を忘れず遺族に寄り添う葬儀を提供していく必要があるので、あまり変える必要はないと思いますが、本社部門などは成長ステージにあわせて変わっていかなければなりません。本部部門や関連する顧問弁護士や監査法人、監査役などがまだまだ旧態依然とした非上場の頃の意識を引きずっているのではないかと感じます。
この辺りが株主総会で感じるティアの違和感の原因なのかもしれません。
ティアの顧問弁護士がどんな人なのか知りませんし、いつから顧問弁護士を続けているのかも知りませんが、ティアイズムを感じられるような人に変えていく必要があるのかもしれません。
監査法人や監査役は株主総会で株主が決めるのに対し、顧問弁護士はどのように選任しているのかも分からず、不透明感を感じてしまいます。どんな人が担当しているのか、きちんと株主にも説明する必要があるのではないでしょうか?
ティアの監査法人は業界最大手のトーマツが担当しているのに、株主総会についてのアドバイスが形式的にシャンシャンと進めれば良いというようなお粗末な助言しかできないのなら、監査法人業界でも一番高いと言われる高額な監査報酬を支払う意味がありません。大手監査法人には新日本などもありますし、ティアの会社規模で大手監査法人に監査を依頼する必要はないと思います。
中堅監査法人なら1,500万円くらいで監査してもらえると思うので、再度相見積もりを取って監査法人の変更も含めて検討する必要があると思います。
監査役も3名中2名は上場前の2003年、2005年就任から変わっておらず、残り1名も上場した2006年に就任以来ずっと同じ人が担当しています。監査役がコロコロ変わるのも困ります(笑)が、会社の正しい成長を妨げるような存在では、上場企業の監査役としては困ります。
私は今まで多くの会社の株主総会に出席し、たくさんの監査役の監査報告を聞いてきましたが、飛び抜けて素晴らしいと感じたのが、日本和装の常勤監査役をしている公認会計士の西川勝久氏です。
株主に対する説明が素晴らしいですし、報告を聞いているときちんと監査していることが伝わってきます。
詳しくは → 日本和装2011年株主総会レポート
日本和装は赤字に転落してしまうなど期待外れの1年だったので、西川監査役はもったいないと感じます。
ぜひティアの監査役に就任して、ティアを上場企業としてよりふさわしい会社に変えていって欲しいと思っています。
ティアをより良い会社にしていくために、個人投資家が立ち上がる時期が来たのではないかと感じます。
2007年からずっとこんな株主総会運営ではいい加減堪忍袋の緒が切れます!
毎年今年の株主総会は改善されるだろう!と淡い期待を胸に抱きながら参加し続けてきましたが、期待するだけではなく行動する時期が来たんでしょうね!
今年は今まで以上に積極的に働きかけていきたいと思っています。
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タグ:冨安徳久社長特別講演会