今年はティアの株主総会に参加するのは止めて、東京で他社の株主総会に参加しようと考えていましたが、直前で思い直し(笑)昨日東京から帰ってきました。
そしてティアの株主総会に今年も参加したわけですが、今年も例年通りで何の改善も感じられない株主総会でした。というより、年々悪くなっている感じがします。私と同じようにここ最近毎年の様に参加している株主の方も、ティアの株主総会は最低やな〜と言っていましたが、残念ながら同感ですね!
今年も議長席には冨安社長を取り囲むように3つのモニターが設置され、総会中にデイトレードでもしてるんかいっ!と突っ込みたくなりました(笑)
株主から質問が出ると、後方に待機する事務局が想定問答集を検索して質問に合った回答を探し出し、議長席のモニターに映し出します。その間冨安社長は議長席に立ったままであり、回答までの間へんに間延びした質疑応答になっています。そんなに難しい質問が出ているわけでもないので、自らの言葉ですぐに回答すればいいのに、想定問答以外の回答は許されていないみたいな印象です。システムに頼りシステムの指示通りにしか回答しないのであれば議長など不要です。音声認識ソフトでも組み込んで自動回答させればいいだけです。
ティアの株主総会に参加すると、株主総会をただ単なる儀式としか位置付けていないんだなと感じます。
ティア程度の規模の株主総会で、こんな大がかりな株主総会議事運営システムをレンタルしている会社はほとんど見たことがありません。ふつうは想定問答と言っても事務局がメモを手渡す程度です。
冨安社長は創業社長であり話すことも得意なので、こんなシステムに頼らなくても十分に株主総会の運営は可能だと思います。その方がずっとティアらしい株主総会になると思います。
上場当初の株主総会は不安もあるでしょうし、こういったシステムに頼る必要があったかもしれませんが、今ではもう不要だと思います。こんなことに無駄な経費をかけるのは今年限りにして欲しいですね!
そして質問時に株主を執拗に立たせるのも考え直してほしいものです。質問する人に罰を与えているようで本当に不快です。私は年間100社近い株主総会に参加していますが、質問する株主をこんなに執拗に立たせるのはティアだけです。
質問は立ってお願いします、と最初に案内のある会社はよくありますが、座って質問しても注意されることはありません。何度も立って質問しろというのは株主を馬鹿にしているように感じてしまいますし、足の悪い人まで一度は立たせることに何の意味があるんでしょうか?
ティアの株主総会に出席すると、ティアの理念は単なるお題目なのか?と残念に感じてしまいます
他の取締役に一切発言させないのも例年通りですが、取締役というのは株主から経営を委任されているわけですから、取締役候補は株主に対して「私はティアに対してこんな貢献ができますのでぜひ選任してください!」と所信を述べるのが筋だと思いますが、今年も取締役候補からの所信表明は拒否され、最後の挨拶も名前とよろしくお願いします、の型通りのものだけでした。
ティアの株主総会に参加すると、あまりの期待外れの株主総会で持ち株を売り払いたくなる^_^;という状況が毎年の様に続いていますが、今年も期待通り(笑)の株主総会でした。
株主総会後には会場出口で役員の方々が株主を見送る会社も増えてきました。
先日参加したパラカの株主総会でも内藤 亨社長が出口で株主を見送り、「参加いただきありがとうございました」とか「質問いただきありがとうございました」などと株主に話しかけていました。
パラカでは株主総会に続いて会社説明会も開催しています。
こうした会社が年々増えている中で、ティアには以前から会社説明会の開催など株主総会をIRの場としても有効活用するよう提案しており、冨安社長も色々と検討していると答えていたにも関わらず、なんら改善の気配も感じられません。
会場入り口をガードしているのは警備員!(^_^;)
今年の株主総会では、株主総会終了とともに役員席の前に3〜4人の係員が立ちはだかり、役員席には何人も近付けない!というガード体制を固めていて、さらには株主が退席したらすぐに会場入り口のドアを固く閉ざし、こちらにもガードマンを2名配置する周到さです。
ティアの株主総会に良くない印象を感じている人は他にもいるようです。せっかくティアや冨安社長に期待して株主になったのに、株主の期待を裏切るような株主総会を続けてファンが減ってしまうのは本当に残念です。お客様の期待を上回らないと感動してもらうことはできない!と常に語っている冨安社長なんですから、株主総会運営についても主体性を発揮してもらいたいですね!
ティアの株主総会 わらびのぐ〜たら優待生活
株主との対話を頑なに一切拒否している感じで、ティアの株主総会に参加すると一体株主を何だと思っているんだろう?と疑問に感じてしまいます。
今までの株主総会で、冨安社長は株主は同志だと思っているとか、新生ティアとして個人株主も大事にしていくという発言をしていますが、これらは株主総会を乗り切るための方便だったのでしょうか?
年々残念な株主総会になっていきますし、ティアの株主総会運営は最低レベルです!
もっと他の会社の株主総会を見学して勉強してほしいものです。
こんな株主総会運営は冨安社長の希望なのか、あるいは事務局の頭が固いのかどちらなのでしょう?
どちらにしろ最終的な責任は経営トップである冨安社長にあると思うので、ぜひトップダウンで株主総会の改善にも取り組んでほしいものです。冨安社長自身がこういった株主との対話を拒否するような株主総会を望んでいるのなら、改善はまったく期待できないことになりますが^_^;
株主総会レポートもまとめますので、株主総会に行こうブログもよろしくお願いします。
その前にティア株主総会の改革案を作成してみました。
新生ティア株主総会改革案
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タグ:ティア株主総会