今回登場したのは、タキヒヨー、エバラ食品工業、そしてティアの3社です。
地元のアパレルメーカー タキヒヨーは中村匡 執行役員IR室長、エバラ食品工業は吉田泰弘 経営企画部長が説明しましたが、ティアは冨安徳久社長が自ら投資家に説明していました。
経営トップの話が聞けるというのがIR説明会の重要なポイントだと考えているので、社長自ら説明しているティアは素晴らしいな!と感じました。
IR説明会を主催している会社はたくさんありますが、ツバルの森の場合、会社側が一方的に説明するだけで質疑応答の時間は設けられていません。せっかくの機会なんですから会場での質疑応答の時間を取って欲しいと思います。最初に株式講演会がありましたが、会社説明会に特化した方が投資家のためになると思うので、株式講演会はやめてその分を質疑応答の時間に回してほしいものです。
冨安社長と少しお話しする機会があったので、いくつか疑問に感じていたことを聞いてきました。
それにしても冨安社長とお話ししていると頭の回転が速いな〜と感じますし、相手の気持ちがよく分かるな〜と感じます。今回も
「ティア越谷まで見学に来ていただきありがとうございました」
と暴騰ではなく(笑)冒頭に言っていただき、その後の質問がしやすくなりました。
何といっても気になるのはティア越谷を含めた関東での近況なので(笑)
まだまだ関東圏でのティアの知名度は低いので、ティア越谷も苦労している部分もあるようですが、それは最初から想定済みであり、ほぼ会社側の計画通りに進んでいるようです。
新年度入りした2012年10月に取締役の異動があって、フランチャイズ事業本部長だった岡留昌吉常務取締役がフランチャイズ事業本部を離れました。岡留常務はフランチャイズ会館がオープンするとお手伝いに来ることが多いので、FC先の葬儀会館オープン時に何度かお話を聞いたことがあります。
とても物腰の柔らかい人で、同業他社のことを聞いても悪いことは言わず、この会社はこんな良い点があります、ティアも見習わないといけませんね、という感じで人柄の良さを感じます。他にもフランチャイズ事業部の方々とはオープン見学会の時に話を聞くことも多いですが、少人数で頑張っているな〜といつも感心しています。
一方でフランチャイズ契約を結んでもティアからは何も発表がなく、株主や投資家からするとフランチャイズ事業本部は何をしているのかよく分からない部分もあります。少人数で全国を駆け回り、FC会館の指導を行ったり、フランチャイズ契約企業を開拓したりと頑張っているので、会社としてももっとフランチャイズ事業本部の活動内容を株主向けに紹介する必要があると思います。
以前エスケーアイという携帯販売店を展開している上場企業がティアのフランチャイズ契約を結んだ時も、エスケーアイからは適時開示情報として情報発信されたにも関わらず、ティアからは適時開示情報どころかホームページへの記載もありませんでした。大きな契約を決めたわけであり、ティアの業績にも影響することなので、ティアとしても発表する必要があると思います。
FC事業本部の成果が目に見える形で発表されれば投資家からの評価も変わると思いますし、FC事業本部の方々もさらにやる気になると思うだけに残念です。
もっと色々な情報を投資家に向けて発信してほしいものです。
個人的に次期社長は岡留昌吉常務なのではないか?と密かに考えていたくらいなので、FC本部を離れるのは残念でしたが、今後は人財・事業開発本部長として活躍するようです。こちらもティアにとっては最重要部門なので、人財・事業開発本部長としての活躍も期待しています!
後任としてフランチャイズ開発本部長に就任するのは古賀一規執行役員と発表されていました。どんな人なのか分かりませんでしたが、フランチャイズ事業本部にいる人が昇格するんだろうな〜と考えていました。
ところが昨日株主総会の招集通知が届いたので経歴を見てみたら、リクルート出身で2011年12月に東朋テクノロジーに社長室 企画・総務部長として転職しましたが、10ヵ月後の2012年9月にティアに入社し、執行役員フランチャイズ事業本部担当になっています。そして10月にフランチャイズ開発本部部長に昇進しています。
どういった経緯でティアに転職することになったのかは分かりませんが、ヘッドハンティングしたのなら短期間で転職しているのは心配になりますね。またすぐに転職してしまうんじゃないか!?と感じてしまうので。
冨安社長の話では、後任としてフランチャイズ開発を担当する人はとても優秀な人なので期待して欲しいということでしたが、冨安社長のお目にかなうような人なら大丈夫だとは思いますが、山本克己取締役管理本部長もそうですが、中途入社してすぐに執行役員とか取締役に就任するのは、社員の士気から考えると本当に良いことなのかな?と疑問に感じます。経理などの専門分野ならまだ分かりますが、やはり社内で頑張っている人が役員になっていった方が良いように感じます。
古賀一規執行役員には、こんな声を吹き飛ばすほどの活躍を期待したいものです。
ティアの全国展開を加速させるためにはフランチャイズ企業の力を借りる必要があり、フランチャイズ企業の開拓はとても重要なポイントになります。それだけに古賀一規執行役員がどんな人なのか気になりますし、ティアの理念・ティアイズムを十分に理解して、FC事業を拡大して欲しいと思います。
冨安社長は現状のFC契約先8社を倍増したい!と説明していたので、ぜひ成果を期待したいですね!
どうも私はリクルート出身の経営幹部が苦手です(^_^;)
リクルート出身者やベンチャーリンク出身の社長の会社に投資して儲かった記憶がありません。
というより1/10とか1/5になってしまったような会社が多く、手痛い失敗をしているので、リクルートと聞くだけで投資してよいものか不安になります(笑)
リクルート出身者はプレゼンテーションが抜群に上手くて、話を聞いているともの凄い成長をする会社だ!と感じて、すぐに買わないと買えなくなってしまう!と洗脳されてしまい(笑)飛びついて買ってしまうんですが、数年経ってみると説明していたことが何一つ実現できていない(^_^;)というケースが多いです。言い訳も得意なので、それでも期待させられてしまうので、どんどん損失が雪だるま式に膨らんでいきます。
なので社長の経歴を見てリクルート出身と書いてあると、投資先候補から外すこともあるくらいです(笑)
古賀一規さん、フランチャイズ先の開拓、本当に期待して良いんですよね???
ブログランキングに参加しています
上位を狙っています♪クリック応援よろしくお願いします