午前中の株価はあまりパッとしない反応でしたが、午後からは買い注文も増えて1,980円で高値引けとなりました! この勢いで2,000円を軽く超えていって欲しいですね\(^o^)/
さて発表された業績ですが、売上・利益とも順調に伸びています。 2013年度は会社計画値
カンブリア宮殿バブルが発生した2010年をイレギュラーな伸びと考えると、売上はほぼ順調に伸びています。平均すると13%程度の増収率を継続していますが、今後も全国展開を進めていくことからこれからも10%程度の売上成長を見込めそうです。
営業利益も順調に伸びていて、カンブリア宮殿バブルによる大幅増益とその崩壊(笑)による一時的な減益をならせば営業利益で20%程度の安定成長を続けています。
営業利益が売上高のグラフに追い付いてきており、営業利益率が10%を超えるようになってきました。
今後もこの勢いで利益率を高めていって欲しいと思います。
業績が伸びていることから、財務内容も年々改善されてきています。
2006年の上場当時は株主資本比率も20%程度で財務体質が弱かったですが、前期末で30%を超え安定してきました。
株主資本比率が20%だとちょっと心配なレベルなので、初心者の方々にはお薦めしにくいですが、30%を超えてくればまあ及第点だろうと思います。今後も葬儀会館をオープンしていく必要があるので、設備投資資金が必要になりますが、30%程度は維持して欲しいですね。
設備投資とも密接に関係してくるキャッシュフローの状況は下記のグラフの通りです。
2013年度は利益計画や設備投資計画などから私が推定した値になっています。
ティアはまだまだ成長中の会社であり、毎年新規会館をオープンするなど設備投資を行っています。年度によって若干ばらつきはあるものの、毎年8億円前後の設備投資資金が必要なことが分かります。
2009年頃までは営業キャッシュフローの方が投資キャッシュフローより少なくて、フリーキャッシュフローがマイナスでしたが、2010年頃から利益水準が上がってきたので、ほぼ営業キャッシュフロー内で投資が賄えるようになってきました。
2011年はバブル崩壊の影響(笑)なので一時的に営業CFが低くなっています。
2013年度は直営会館のオープン予定が3店となっており、設備投資計画も4.9億円と少なくなっています。例年と比べて少し少ないので、実績はもう少し下になるかもしれません。
キャッシュフローも徐々に右の方に移ってきており、これは投資が利益に結びついているということなので問題ありません。
業績も安定して右肩上がりですし、ティアは長期保有に適した会社だと思います。
今後も株主の期待に応えるような安定成長を続けていって欲しいですね!
次は業績の中身についてもう少し詳しく見ていきます。
→ ティア2012年決算分析2 分析完了(笑)
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タグ:決算分析 ティア2012年決算