午前中一時的には1,890円まで上げたようですが、前場の終値は結局は昨日と変わらずの1,850円に戻っています。出来高はさすがに急増しています。
なかなか株価の先行きを読むのは難しいですね。まあ読むこと自体無理なんでしょうが(笑)
それにしても12月末に分割なんて怪しいと思うんですが、私の考え過ぎなんでしょうか?
ティアの株価は2011年11月28日の1,150円を底にして、2012年9月24日の2,010円まで10ヵ月近くに渡って上昇トレンドを描いてきました。先日の株式投資セミナーでもお話しした通り、少しは調整も必要な時期に来ていると思います。なので1,900円前後での揉みあいはまったく問題ないと思っています。
業績も好調なので増配があっても不思議ではないですし、ここ2年間配当据置きだったので配当性向も低くなる一方でした。なので増配には少し驚いたものの違和感は感じません。
一方で株式分割はまったく考えてもいませんでした。
株価が5千円に近付いているのなら分割も想定できますが、まだティアの株価は1,900円ほどです。
それに普通株式分割を行うのなら決算期末の9月末に行うはずです。9月末に分割するなら8月中旬くらいまでに発表されるのが一般的ですが、なぜ9月ではなく12月に分割するのかがよく分からないわけです。
株式分割の目的として、当社株式の流動性の向上と投資家層の一層の拡大を図るためであります と書いてありますが、これは決まり文句みたいなもので、あまり参考になりません(笑)
8月時点では分割の必要性を感じなかったのに、なぜ今になって分割が必要になったのか?と色々考えてしまうわけです。
ティアの株主なら流動性が低いことは重々承知していると思いますし、流動性が低いのは今に始まったことではありません。上場以来基本的にずっと低いままなので、今になって急に分割する必要性は感じません。
上記のチャートを見てもらえば分かる様に、8月中旬以降出来高が増えて流動性が高まっているほどです!
当社株式の流動性の向上という理由付けは理解できませんね。
一方で株価が上場来高値の2,200円に近付いたことから、小口株主の利益確定の売りは多く出ているのかもしれません。2012年3月末のティアの株主数は1,385名となっていますが、小口株主が売り大口株主が買い増しているとすると、9月末の株主数が1,000名近くまで減っている可能性はあるかもしれません。
今回株主優待基準は据え置いたので、100株、1,000株、3,000株という株主優待基準株数を持っている株主は、1月以降新株を売ってくる可能性があり、そうすれば新たな株主が増えることにつながります。
ティア株の現状は売りたい人は売ってしまい、そこそこの株数を持った人が売らずに抱え込んでいる状況で、株主数が減り流動性も低下しているのかもしれません。一方で出来高はそこそこあるので、まだ大口株主への集中はが進んでいるのかもしれません。
9月末の株主名簿を見た経営陣が株主数の減少に危機感を感じ、増配&株式分割の実施、株主優待基準は据置きという手を打ってきたという可能性はあります。
ではなぜ株主数が大事なのか?という点がポイントになります。
名古屋証券取引所の上場廃止基準は、株主数が150人未満になることなので、いくらなんでも株主優待銘柄がそこまで減ることは考えられません(笑)なので上場廃止に対する危機感ではありません。
となると上位市場を目指すうえで一定の株主数を確保しておきたい、株主数は徐々に増えてほしいと考えているのではないか?と思うわけです。
東証の上場基準は株主数が800人以上となっているので、現状でも問題ないとは思いますが、それでも株主数が減少するのは褒められたものではないので、今回いろいろと対策を打ってきたのではないか?と考えています。そう考えると今回の分割は単なる分割以上に好材料だと思いますし、もう少し株価が反応してもいいのにな〜と感じます。
なので、今日の株価の動きは分かりませんね〜^_^;という感想になります。
2分割をして株価を下げるというのはプラス材料は色々と考えられますが、マイナスには考えにくい材料だと思うんですが、まだティア株を売りたい人がいるんですね。
さらに買い増ししないといけないのでしょうか? もうお腹いっぱいなんですが(笑)
それに株主である私が買い増すということは、さらに株主数が減ってしまいますが、いいのかな〜^_^;
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