2011年08月06日

ティア2011年第3四半期決算の感想

2011年8月5日(金)にティアの2011年第3四半期決算が発表されました。
累計の売上高は前年同期比+3.9%となったものの、営業利益は▲17.9%、経常利益は▲19.6%、純利益は▲26.7%と大幅減益で、予想していたとはいえ上期の未達分を取り戻すことはできませんでした。
通期の計画は前年と比べて、売上高+10.0%、営業利益+3.8%、経常利益は+3.8%、純利益は▲1.5%の期首に発表した計画を据え置いていますが、率直に言って達成は難しいと思います。
 詳しくは 次項有 平成23年9月期 第3四半期決算短信

第4四半期は閑散期であり、売上・利益とも例年低調です。そんな3ヵ月間で第3四半期まで累積された未達分を取り戻すのは、常識的に考えれば無理です。会社側は何かウルトラCを考えているのかもしれませんが、そんな不確実な奇跡に期待して投資することは無謀だと思います。
今回の決算では補足説明資料を作成すると聞いていましたが、上記の決算短信を見ると補足資料の作成が無しと書いてあります。減益決算となり計画を大きく下回っている時こそ、もっと決算内容を丁寧に説明する必要があると思います。株主が不安に感じている時こそ、究極のサービス業としてのティアらしさを発揮する必要があるのではないでしょうか?
ティアにたいした額を投資していない機関投資家は、冨安社長に説明を求めたり、決算説明に来てもらうことも可能でしょうが、一般の個人株主は決算短信を読むことくらいしかできません。会社側に問い合わせることも可能ですが、そんな問い合わせが殺到したら会社側も大変です。そのためにも分かりやすい決算補足説明資料が必要だと思うんですが、なかなか改善されませんね。

最近強く感じるんですが、日本で長期株式投資がなかなか根付かないのは、会社側が個人株主を軽視しているためではないでしょうか?
またヤフー掲示板などを見ていると、個人株主も株価だけに関心があり、業績や会社側の姿勢に無関心な人が多いように感じます。だからこそ軽視されてきたんじゃないかな?と感じます。
日本は高齢化社会で高齢者の人口が多く、さらに若者は選挙に無関心なので、政治家は高齢者の受けがいい政策ばかりを実行するようなものです。日本では機関投資家や金融機関などの持ち合い株主の声が大きいので、個人投資家は無視するような姿勢が定着しているのだと思います。
個人株主が意思表明する機会は株主総会での議案への賛否ですが、これは選挙のようなものなので、もっと個人投資家も声を上げるべきだと思います。
今は各議案への賛否状況を報告する義務があり、ティアも2010年12月21日に開催された株主総会での決議の結果を12月24日に報告しています。
議案への賛否状況
しかしながら会場に出席した株主の議決権は集計されず、事前に郵送などで行使された議決権と大株主に事前に確認した議決権のみを集計し、株主総会に出席した株主の意思は無視される形になっています。

最近は会場の株主にもマークシートを配り、議案への賛否を集計して後日報告する会社もあります。その他にもアンケート形式で議案への賛否集計に協力を求めている会社もあります。こうした会社は、少数株主である個人株主の意思も大事にしているんだなと感じます。
ティアの議決権数は22,777個なので、事前に行使された議決権割合は73.7%になります。当日出席して上記の集計には無視された形になっている議決権数が6%くらいとすると、20%程度の株主が議決権を行使していないことになります。これはもったいないですね。
機関投資家向けや海外投資家向けには、ISSなどの議案への賛否をアドバイスする議決権行使助言会社があります。一方個人投資家向けにはそのような会社はありません。
最近のゲオやザッパラスの個人株主への対応なども見て、私は個人株主の地位をもっと向上させるためにも、個人投資家向けの議決権行使助言も行う必要があると考えています。
ティアでも上記の通り、決議の結果はほとんどが賛成票で反対票は4〜8票しかありません。ほとんどゼロと言ってもいい数字です。
これは議決権行使書を郵送している株主もほとんどは白紙で返送しているからです。白紙で返送すると自動的に賛成として集計されます
今後開催される株主総会について、個人株主への対応に問題があると感じる会社や、問題があると感じる議案については、株主総会に行こう♪ブログで、私が考える議決権行使助言を行っていきます。ぜひこういった情報も参考にしながら、もっと議決権行使に関心を持ってもらいたいと思います。

   株主総会に行こうるんるんブログ

そうした個人株主が増えることで、上記の報告書の反対票に大きな変動が現れてくれば、会社側も個人投資家を無視するような対応は取りづらくなると思います。一人一人の力は小さくても、団結すれば大きな力になります。決議をひっくり返すことは無理ですが、反対票が100個300個となれば、個人株主の意思がはっきりと報告書上も表明されたことになります。
ぜひ個人株主の力を結集し、より良い投資環境を日本でも実現していきましょうexclamation×2
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決算分析の記事を書くつもりでしたが、かなり逸れてしまいました(笑)
第3四半期決算分析については改めてまとめます。
 次項有 ティア2011年第3四半期決算分析1


posted by Zaimax at 13:47 | Comment(2) | TrackBack(0) | 業績情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これはスゴイ試みですね。
期待してます!!
Posted by アベル at 2011年08月07日 21:01
アベルさん、ありがとうございます。
最近もっと個人投資家が声を上げるべきだ!と感じる出来事が増えています。
一人一人は小さくても、まとまって行動すれば少しずつ大きなうねりになっていくのではないか、と思います。
ぜひご協力のほどよろしくお願いします。
Posted by Zaimax at 2011年08月08日 01:12
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