2011年08月01日

名古屋市人口動態分析2011年6月

2011年6月分の名古屋市の人口動態統計が出ましたので、ティアの業績と密接に関係している死亡者数についてまとめてみます。冠婚葬祭業にとっては、事業展開地域での死亡人数や婚姻件数が重要なデータになります。
6月の名古屋市内の死亡者数は1,491人で、前年同月と比べ+43人となりました。
名古屋市の人口動態
5月は死亡者数が大幅に増えましたが、6月は例年並みに落ち着いています。このグラフを見ると6月〜9月は死亡者数が少なくて、葬儀業界にとっては閑散期ということがよく分かります。ティアの業績を見る上では対前年の増減が重要になるので、前年同月との比較をしたのが下記のグラフです。
名古屋市の人口動態
1月の伸びが一番大きいですがこれは典型的な姿で、プラス→マイナス→プラスとなっていて、前年の死亡者数が増えれば翌年は反動で減り、翌年はその反動で前年と比べると増えるという動きです。
一方次に多い5月は2年続けての増加となっています。
過去3年間の推移を見ても、死亡者数が増加傾向にあることが分かります。
ティアの決算期で2009年度は前年を下回った月が7回あります。2010年度は4回に減っています。2011年度は今のところ3回です。

6月のデータが出たのでティアの第3四半期のデータが揃いました。2011年度第3四半期は4,851人となり、前年同期に比べて+289人となりました。第2四半期が+243人だったのでさらに前年同期比では伸びていることになります。
名古屋市の人口動態

2010年の第3四半期以降、名古屋市の葬儀業者にとっては追い風が吹いていることになります。しかしティアの業績には追い風になっていないように感じます。というか追い風を十分に活かしきれていないように感じられ残念です。
ティアの期別に名古屋市内の死亡者数を並べたものが下記のグラフです。
名古屋市の人口動態
どの四半期も死亡者数が年々増加していることが分かります。
特に2011年第3四半期は繁忙期である第1四半期並みの数値になっています。
では今週末か来週発表されるティアの第3四半期決算は期待できるのか?というと、そう単純な話ではないと思います。
葬儀単価の下落は相変わらず続いているようですし、名古屋市内のティアのシェアも低下傾向が続いています。会社側の説明では、2009年7月のカンブリア宮殿効果の反動が出ているだけで、シェアが低下というより高水準で横這いと強気ですが、私の想定ではピーク時のシェアから2ポイントほど低下しています。確かに2〜3年前よりはずっと高い水準ですが、それでも2ポイントのシェア低下というのは大きいですねexclamation×2
ティアの急激な伸びに危機感を強めた平安閣や愛昇殿がシェア奪回に力を入れているのではないでしょうか?イズモ葬祭も打倒ティアexclamation×2と執念に燃えていそうですがく〜(落胆した顔)
名古屋市内でのティアの勢いが落ちているのではないか?と示唆するのが下記のグラフです。
名古屋市の人口動態

四半期ごとに名古屋市内の死亡者数とティアの売上をプロットしたものです。
2009年度は勢いよく売上が伸びていましたが、2010年の4Qからは売上の伸びが大人しくなっています。死亡者数の伸びと比べても負けていることから、シェアが低下しているのではないかなと感じます。会社側が説明するようにシェアが高水準で横這いであれば、葬儀単価の低下の影響はあるものの2つのグラフはパラレルに動くはずです。
なので第3四半期の死亡者数が増えたから単純にティアの売上も同じように伸びているはずとは言えなくなっています。第3四半期決算の予想についてはまた書いてみたいと思います。

今日は全体の相場は上げているのに、ティアの株価も軟調ですね。
久し振りに1,400円を割ってしまいました。
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posted by Zaimax at 11:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 投資情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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