10月の合計件数は214件で、前月と比べると51件の増加、前年同月と比べると5件の増加(209件→214件)です。
名古屋市内葬儀件数上位3社の『中日新聞訃報掲載件数』推移状況
今月は名古屋2位の愛昇殿が121件と絶好調です。ここ2年ほどでも第3位の掲載件数です。
名古屋3位のティアも前月よりは10件伸ばしていますが、前年同月からは11件の減少となっています。
名古屋トップの平安会館は、毎月20〜30件で安定しています。
愛昇殿は今年の1〜6月まで件数がイレギュラーな感じ(通常の10%〜30%程度に落ちている)なので、平安会館とティアの訃報件数割合を表したのが上記のグラフです。
これを見ると、過去1年間では大体ティアの割合が60〜70%の間で推移しています。
7月はカンブリア効果でシェア上限に達しましたが、8月・9月と低下して下限にまで達してしまい、10月は半分程度まで戻した感じです。
これをもう少し長い期間で見たのが下記グラフです。
このグラフを見ると、2008年9月までは50〜60%の間で推移していたシェアが、2008年10月に60%を超えてからは1つ上のレンジに移動し、60〜70%の間で推移していることが分かります。
10月にティア名東、ティア瑞穂をオープンしたことで、名古屋市内最多店舗数を達成したティアですが、今後さらに上のレンジに移動するのがいつ頃になるのかも楽しみですね
名古屋市内最多店舗数達成記念ということで、11月30日まで「ティアの会」入会キャンペーンも行っています。
「ティアの会」入会キャンペーン案内ページ
次に、2008年と2009年の月別の訃報件数推移を比較してみます。
上がティアの月別推移 下が平安会館
ティア、平安会館ともに前年よりは下回っています。特にティアは昨年の10月以降は葬儀件数が好調に推移しているので、今後ハードルは厳しくなりますね。
実際の葬儀件数も12月・1月は月間の過去最高を更新していたので、新規オープン会館があるとはいえ、これらを上回ってくるのは難しいかもしれません。この1年間の知名度向上がどの程度実績に現れてくるか注目ですね。
平安会館は比較的安定していますが、訃報件数は前年を下回っています。全体の件数はそれほど落ちていないかもしれませんが、やはり訃報欄に載る様な高額の葬儀は減っていると推測されます。
愛昇殿も平安会館と同様の傾向で前年を下回って推移していましたが、10月は大きく伸ばしてきています。愛昇殿はイレギュラーな動きが多くて分析が難しいですね
愛昇殿 月別訃報件数推移
FX取引なら まじめなマネーパートナーズがお薦めです
さて、来週中にはいよいよ決算発表があると思います。今年は全国的に死亡者数の伸びが低下しているので、決算の上方修正は期待できません。気初予想にどこまで近付けるかがポイントですね。
同業の平安レイサービスは下方修正を発表していますし、葬儀業界にも厳しい2009年になっています。ティアの決算については、現在でも下方修正を発表していないということは、目標数字に近いところに落ち着きそうなのかもしれませんね。
そして今週末にはティアの会社説明会があり、冨安社長の話を聞くことができます。決算発表が明日なのか来週なのかによって、話の内容も変わってくると思います。なぜこんなに微妙な時期に会社説明会を行うのかよく分かりません(笑)
明日決算が発表されれば何も問題はないんですけどね。
どんな話が聞けるのか楽しんできます。一体今年何回目の会社説明会参加なのか分からなくなってきました
また握手してくれるかな
タグ:中日新聞訃報情報