2011年10月29日

ティア業績下方修正!

予想通りの展開ではありますが、2011年10月27日にティアの通期決算について業績下方修正が発表されました。
売上高5.6億円減(▲6.9%)、営業利益0.7億円減(▲8.8%)
経常利益0.7億円減(▲9.6%)、純利益0.48億円減(▲12.1%)
という内容であり、前期と比べると増収減益
となってしまいました。
下方修正の原因としては、葬儀件数・葬儀単価共に期初予想を下回ったためということです。
2Q決算の下方修正が発表されて以降、通期も下方修正になる可能性が高いとこのブログでも指摘してきましたが、やはり下方修正になってしまいました。下記の3Q決算時の記事でも書いているように、下方修正幅もほぼ想定通りだったと思います。
 ティア2011年第3四半期決算分析1
ティア業績下方修正その影響もあってか、発表翌日のティアの株価も大きく売られるという展開ではなく、織り込み済みという感じでした。昨日の出来高はゼロでしたが、大引け後の板状況は右の通りで、特に売り板が多く出ている訳ではありません。それよりも買い注文件数が増えているように感じます。
下方修正が発表されて売りが出てくるかもということで、下で待ち構えている買い注文が増えたようです。でも狼狽売りを出してくるような人がいなくて、出来高ゼロだったという感じです。

ティアの業績推移をもう少し詳しく見てみます。
ティア業績下方修正
上記のグラフは2005年からの売上と営業利益の推移を表しています。
点線はそれぞれの傾向を表していますが、下方修正後でも売上は過去の増加ペース並みの成長を続けています。2010年はカンブリア宮殿効果がフルに寄与して業績が大きく伸びているので、バブル分は割引いて考える必要があると思います。
営業利益についても上場後初めての減益ではありますが、昨年大きく伸び過ぎた反動であり、2009年までの成長ペースと比べると、大きく上回る実績になっています。こういった部分も評価されて昨日の株価水準になっているのかもしれません。
四半期別に見てみると、下方修正が必然だったことがよく分かります。
ティア業績下方修正
特に売上は修正前の計画が異常だったことがよく分かります。閑散期の4Qにこんなに売上が伸びるとは考えられません。ほぼ見込み通りの結果でしたが、3Qまでは好調だった前年売上を超えて推移していたので、4Qも前年同期を上回って欲しかったですね。
4Qで前年同期売上を下回ったのが若干今後に不安を残す感じがします。
名古屋市内の死亡者数推移を見ると、対前年同期比で1Q 1.3%、2Q 4.6%、3Q 6.3%、4Q 0.6%、通期3.2%となっているので、4Qの売上が不振だったのは死亡者数の伸びが低かった要因もありそうです。
ティア業績下方修正
営業利益面では売上と反対で、3Qまでは前年同期を下回って推移しましたが、4Qでは経費削減効果と前年の4Qが経費を使い過ぎた(^_^;)反動で、大きく上回りました。四半期ごとの推移を見ると2011年もほぼ例年並みですが、残念なのは1Qから経費削減に取り組む必要があったと思いますが、初動が遅れて1Qの営業利益が2008年さえ下回るような結果になってしまったことです。

ティア業績下方修正
営業利益率で見てもほぼ同様の傾向です。
1Qを除けば高水準をキープしているので、この調子で今期もがんばって欲しいですね!
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2011年10月19日

ティアは大丈夫か?

最近取締役を巡る不祥事が続いていて、企業の内部統制やコンプライアンス不足の問題が大きく報道されています。
身近な会社ではゲオで取締役間の内紛が発生していますし、大王製紙では井川意高前会長が子会社から正式な手続きを経ずに84億円も借りていて、うち55億円はまだ返済していないという問題が発覚し、さらにはオリンパスでも英国人社長が解任されたと思ったら、どうやら前社長で今は会長の菊川剛氏の関与した不透明なM&Aに疑問を感じ、調査を行ったら突然解任されたようで、解任された社長とオリンパス(実質的には菊川剛会長)との間で内紛状態になっています。
3社とも問題の発覚と同時に株価は大幅に下落しています。
こちらの記事もご覧ください → オリンパスの社長解任劇

今まではあまり内部統制などに関心が無かった個人投資家も、ここまで株価への影響が大きいことから、今後は企業の内部統制やコンプライアンスについても厳しくチェックしてくると思います。
ティアの場合、冨安社長がしっかりしているので問題はないと思いますが、過去の株主総会を見ても社外取締役の選任には消極的で、社外監査役がいるからこれで十分という考えの様です。
今まではこれでも良かったのかもしれませんが、上記の3社はすべて東証上場企業であり、今後東証上場を目指すうえで、社外取締役を選任しているか?というのも大きなポイントになってくると思われます。
今のところ東証は3社の問題について静観という感じですが、今後は東証に対する風当たりも強くなってくると思います。東証自身も社外取締役の選任を推奨しているわけですし、今後上場承認するには実質的に社外取締役がいることが前提条件になる可能性も高そうです。

ティアの場合、上場後に取締役が辞任したことが2回あり、私も心配しました。
どこの会社でもそうですが、取締役が辞任した場合「一身上の都合」などという適当な理由しか発表しないので、なぜ辞めたのかがまったく分かりません。
2007年にはティアのNo2だった池戸正勝常務が辞職し、ティア内部で路線対立があったのか!?と非常に心配しました。株主総会で辞任の理由を質問しても、
辞職は一身上の都合であり、詳細は答えられない
という身も蓋もない回答で、疑心暗鬼が膨らむばかりでした。詳細は答えられないなんて言われたら、答えられないような都合があるのではないか?と感じてしまいますよね(^_^;)
池戸正勝氏は2007年10月2日に株式会社ガイアを設立し社長になっています。
 株式会社ガイアのホームページ
ガイアは霊園事業などの葬儀関連事業を手掛けており、ティアとも関連する事業を行っています。
ティア岡崎北
上記写真は2010年のティア岡崎北のオープン時の様子ですが、ティアとも協力して事業展開をおこなっています。新規会館のオープン時には数珠などの販売を行ったり、葬儀に関するセミナーなども開催しています。池戸正勝氏は葬儀などについて非常に深く幅広い知識があるそうです。このように新たな事業に取り組みたいという理由であれば、退任時にもそう説明してくれた方が株主も安心します。

次に辞任したのは、2009年12月に辞任した林信孝取締役管理本部長です。
深谷志郎常務取締役に次ぐティアNo3の取締役であり、経歴を見るとティアの上場を先頭に立って指揮した人のようです。
林信孝氏の辞任はかなり不透明であり、形式上2009年12月に開催された株主総会で辞任したことになっていますが、もちろん株主総会には出席していませんし、辞任した理由も明らかにされていません。
取締役辞任は2009年12月ですが、管理本部長の役職は2009年7月に解任されているので、7月に何らかの問題があったものと推測されます。経理なども管掌する管理本部長の解任なので、気になるところです。ただその後決算修正などの発表はないので会計とは関係ない問題だと思いますが、理由が明らかにされないので不安を感じてしまいますね。
私のブログにも「管理部内で不祥事が発生し、役員・管理職レベルの異動があった」という情報も寄せられており、真偽のほどは分かりませんが心配になりますよね!
オリンパスの問題をみてもそうですが、取締役や監査役が退任する時には、きちんとした理由を開示するように指導する必要があるのではないか?と感じます。開示理由が事実と異なった場合は厳正な処分を行う必要もあります。オリンパスは問題の根が深そうですからね。
ティア株価
最近のティアの株価は、1,300円程度で動かなくなってしまいました。この1年ずっと低迷が続いています。業績が足踏みしているとは言え、ここまで低迷するとは予想外でした。
最近は新聞の折込チラシも止めたようで、これはとても良いことだと思います。新聞の折込チラシなどスーパーの特売情報以外はほとんど見てもらえません。お金の無駄だと思います。
テレビはほとんど見ないので、テレビCMの頻度がどの程度かは分かりませんが、ただCMを流すのは無駄だと思います。新規会館をオープンする地域や知名度の低い地域など、エリアを限定して重点的にPR活動を行う必要があると思います。
地域に密着して口コミや個別訪問などで地道にティアのファンを増やしていくことが大切です。ティアメイトの方々には頑張ってほしいですね!
昨年と比べると広告宣伝費もかなり抑えていると思うので、その分利益面ではプラス要因になると思います。ただ売上はかなりハードルが高いので、達成は難しいと思います。どんな決算内容になるのか?業績修正の発表はあるのか?いつになるのか?注目ですね。
業績を修正するなら決算発表と同時ではなく、できるだけ早く開示して欲しいと思います。あく抜け感が出ないとなかなか株価も反発しなさそうなので、悪い情報ほど早く出して欲しいですね。

ティアも来月には決算発表ですし、今年の株主総会に上程する議案も検討していると思いますが、ガバナンスを強化するためにぜひとも社外取締役の選任を検討してほしいと思います。
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posted by Zaimax at 20:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月04日

名古屋市人口動態分析2011年8月

2011年8月分の名古屋市と愛知県の人口動態統計が出ましたので、ティアの業績と密接に関係している死亡者数についてまとめてみます。
8月の名古屋市内の死亡者数は1,712人で、前年同月と比べ+82人になりました。
名古屋市人口動態
7月は死亡者数が前年比マイナスとなりティアにとっては厳しいスタートになりましたが、8月は+5.0%となりました。2ヵ月間の死亡者数を前年同月比でみると+1.4%となります。過去3年間の前年同月との比較をしたのが下記のグラフです。
名古屋市人口動態
2010年度の大きな伸びと比べると見劣りしますが、前年の反動なのかもしれませんね。

次に愛知県内の様子を見てみます。ティアの業績に占める割合は、名古屋市内が67%、名古屋市以外の愛知県内が30%を占めています。合わせると97%が愛知県内で占められています。今後関東や関西の比率も上がってくると思いますが、現状では愛知県内の死亡者数の影響を最も大きく受けます
2011年8月の愛知県内の死亡者数は5,061人で、前年同月と比べ+190人となりました。
愛知県人口動態
死亡者数を前年同月比でみると+3.9%となり、名古屋市内の増加率よりは低い伸びでした。2ヵ月間の死亡者数の増加127人を前年同月比でみると+1.3%となります。2ヵ月合計すればほぼ名古屋市内と同程度の伸びになります。過去3年間の前年同月との比較をしたのが下記のグラフです。
愛知県人口動態
2010年の7月から9月はかなり死亡者数が増えています。そのため今期はティアの業績に対するハードルも高くなっています。
ティアは9月決算なので2010年度が終わりましたが、前期は予想以上に苦戦する年になりました。今期はまたしっかりとした成長路線に戻れるのか、大事な年になりそうです。
来月中旬頃に発表される今期の会社目標に注目ですね!
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